新学期が始まって約1週間が経ちました。少しずつ新生活のリズムが整ってくる時期だと思います。ところで、皆さんは誕生日による学年の区切りについて、疑問に思ったことはありませんか?学年は、誕生日が4月2日~翌年4月1日で分けられており、4月1日生まれの子は一つ上の学年となります。それ自体はよく知られていますが、その理由まではご存じない方が多いのではないでしょうか?

 

実は年を取るタイミングは民法143条で定められています。

 

<民法143条>

一.週、月又は年によって期間を定めたときは、その期間は、暦に従って計算する。

二.週、月又は年の初めから期間を起算しないときは、その期間は、最後の週、月又は年においてその起算日に応当する日の前日に満了する。ただし、月又は年によって期間を定めた場合において、最後の月に応当する日がないときは、その月の末日に満了する。

 

非常に難しくわかりづらい文章ですが、簡単に言うと「誕生日の前日午後12時(=夜中の12時)」に年齢が加算されるということです。つまり、4月1日生まれの場合、3月31日に1歳年齢が加算されるのです。法律上は3月31日に満○歳になるため、その学年で一番最後の生徒となります。

 

このような複雑な制度になった理由として、一説には2月29日生まれの人への配慮があるとされています。2月29日は4年に一度しかやってこないため、2月29日に年を取るということになると4年に一度しか年齢が増えません。一方、2月28日は毎年やってくるため、2月29日生まれの人も他の人と同じように計算できるというわけです。

 

今回のように既に常識となっていること、慣習となっていることでも、実は法律で定められていることが他にもあるかもしれません。疑問に思ったことはすぐに調べてみましょう!

 

20210414