5月16日に東海地方が梅雨入りしました。昨年よりも25日早い梅雨入りとなりましたが、そもそも梅雨入りとはどのように決めているのでしょうか。

 

梅雨という言葉は昔からあり、梅雨入り・梅雨明けなどの季節の変わり目はそれぞれが感じてきたものでした。1964年、気象庁が梅雨入り宣言を行うようになりましたが、一つの業務としてきちんと位置付けられたのは1986年のことです。しかし、梅雨入り宣言が外れたことによるクレームが殺到したため、宣言ではなく事後発表に切り替えた時期があります。宣言を止めたことにより今度は事前に知りたいとの要望が集まり、現在のように梅雨入り発表が再開されたそうです。

 

気象庁が暫定的に決めている梅雨入りの基準は以下の3つです。

①晴天が2日以上続いた後

②梅雨前線の影響で前日と本日が雨

③その後1週間の天気予報が雨または曇り

梅雨入りは各地方の気象台で発表されます。予報官がデータと数日~1週間後の天気を参考に「梅雨会議」を開催し、決定するそうです。あくまでも予報ですので、外れる可能性があるのも仕方ないですね。

 

四季のある日本で暮らしている私たちには、季節の変わり目を敏感に感じる感覚(体調の変化や心の動揺など)が体に染みついています。便利な時代となり、予報技術が発達している現代ですが、昔の人のように自分なりに梅雨入り・梅雨明けを感じてみるのもいいかもしれません。

 

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