【未来技術遺産ってなーに?】

 

山口県にあるプラネタリウムの投影機が「未来技術遺産」に登録されました。この投影機は、一般に公開されている中でも最も古い年代のものだそうです。なかなか馴染みのない「未来技術遺産」という言葉ですが、皆さんはご存知でしたか?

 

「未来技術遺産」は上野にある国立科学博物館が実施している重要科学技術史資料の愛称のことです。この登録制度は2008年に始まり、令和3年度は24件が加わり、現在では325件が登録されています。私たちの生活に身近なものだと、薄型エアコンの「霧ヶ峰」や洗濯用洗剤の「トップ」、接着剤の「セメダイン」などが登録されています。また、タイヤや蚊取線香、技術者の使用していた実験ノートなど、幅広い分野から選ばれているのも面白いですね。

 

今回登録された24件の資料は、現在国立科学博物館で展示されています(9月7日~26日)。緊急事態宣言の最中ですので足を運ぶことは難しいですが、ホームページ(http://sts.kahaku.go.jp/event/2021/ft_panel14/)でも詳細を見ることが出来ますので、お子様と一緒にご覧になってみてはいかがでしょうか。未来技術遺産という愛称には「未来へ引き継ぐのにふさわしい」という想いが込められているそうです。近年は科学技術の急速な発展により、昔の技術の意義が失われようとしています。しかし、過去の経験がなければ、今の私たちの生活は存在しません。日本の素晴らしい科学技術の歴史を未来へと引き継いでいきましょう!

 

20210908