【年賀状ってどうして送るの?】

みなさんは、毎年、学校のお友達や親せきの人に「年賀状」を送っていますか?最近では、メールなどで済ませる人も多くなっている「年賀状」。そもそも、年賀状はどうして送るのでしょうか?その由来を知れば、もっと1通1通、心を込めて書けるようになるかもしれませんよ!?

 

◆年賀状の由来は?◆

昔(奈良時代)から日本では、「年始回り」と言って、日ごろお世話になっている人たちや親しい人たち、また普段あまり会えない人たちに対して、新年になったらわざわざ出向いて挨拶回りを行っていました。平安時代になって、身分の高い人たちが文を使って新年の挨拶を行うようになったのが、年賀状の始まりともいわれています。

 

◆年賀状を送る理由って何?◆

現代では、車や電車など乗り物が発達していますが、昔は、そんな乗り物はありませんから、一件一件挨拶に回るのも大仕事です。何件も回っていたらあっという間に日が暮れてしまいます。

でも、昨年のお世話になった感謝の気持ちと年始のご挨拶をちゃんとしたい!!そこで、活躍したのが年賀状です。明治時代になると日本で郵便はがきが作られ、一気に一般庶民にも年賀状が広がったと言われています。

その他にも年賀状を送り合うということは、「日ごろ会えない人に、近況を知らせ合う」という意味もあります。普段は忙しくてなかなか連絡が取れなくても、年賀状が1年に1回来るだけで、「あ~〇〇さんは元気かなぁ」「また会いたいな」と思い出しますよね!そんな温かい気持ちになる年賀状を送り合う日本の風習はなんだか素敵だと思いませんか?

ちなみに、今年の年賀状の受付は12月15日からです。

アウラのみなさんも、冬休みになったら、お友達や親せきの人の顔を思い出しながら、年賀状を書いてみるのもいいかもしれませんね。

 

学童クラブアウラ