5月17日(日)、国際宇宙ステーション(ISS)が日本上空を通過しました。日曜の夜ということでご家族で観測した方も多かったのではないでしょうか。

国際宇宙ステーションは地上約400mに設置された宇宙施設です。アメリカ、ロシア、カナダなどの15ヶ国が参加しており、宇宙の特別な環境を利用して様々な実験や研究、観測などが行われています。日本も実験棟「きぼう」で参加しています。

国際宇宙ステーションには、定期的に水や食料などの生活物資や実験に必要な機器などを運ぶ必要があります。日本からその物資を輸送しているのが「こうのとり」です。1号機の打ち上げから11年。年に一回程度の頻度で打ち上げが行われ、国際宇宙ステーションの活動を支えています。

そんな「こうのとり9号機」が5月21日午前2時30分ごろ、種子島宇宙センターから打ち上げられます。打ち上げの様子はYoutubeにてライブ中継されます。真夜中なのでお子様と一緒に…というのは難しいですが、JAXA(宇宙航空研究開発機構)のサイトには打ち上げ中継の他に今までの「こうのとり」の歩みを紹介したパンフレットや写真・動画などが掲載されています。

ちなみに「こうのとり」という愛称は、17,236件の一般公募の中から選ばれたそうです。大切なものを運ぶ鳥として知られている「こうのとり」が、国際宇宙ステーション「きぼう」に物資を運ぶ…とても素敵な愛称ですね。

理科離れが進んでいる昨今、お子様が宇宙や科学に興味を持つようなきっかけが大切だと思います。学童クラブアウラでも日頃のお預かりにおいて、お子様がいろいろなことに興味を持てるような仕掛けづくりに取り組んでいます。休校期間終了後、是非、学童クラブアウラに遊びにいらしてください!

学童クラブアウラ