6月に入り、真夏のような暑い日々が続いています。アウラではコロナウイルス対策、熱中症対策を行いながら、元気にお預かりを行っています。

6月といえば梅雨ですね。雨が降ると自宅で過ごすことが増えると思います。工作が大好きな子供たちはいろいろな物を作って遊んでいるのではないでしょうか。今回は工作のメリットを紹介いたします。

 

①集中力が身につく

工作中は自分の作りたいものをイメージして、それを形にしていく作業です。作っている間、子供たちはとても集中して取り組んでいます。子供に“集中して取り組む”という経験をさせてあげてください。その姿を見て「すごく集中して頑張っていたね!」と褒めてあげることで、子供の自信に繋がります。

 

②脳が刺激を受ける

指先を動かすことで脳の広い領域が刺激され、活性化されます。工作中は“持つ”“掴む”“握る”“捻る”“結ぶ”“回す”など様々な動きをしています。何歳になっても脳への刺激になるため、楽しみながら脳を活性化することが出来ます。

 

③空間認識能力を高める

空間認識能力とは、三次元空間における物体の位置関係・形・方向・大きさなどを素早く認識する能力のことです。この能力が高いと、紙に描かれた図形を見て立体物をイメージしたり、地図を見て自分の進む方向を理解したりできます。工作で立体的な作品を作ることで自然と空間認識能力を高めることが出来ます。

 

④豊かな心が育つ

子供たちは作品の中で自分の世界観をのびのびと表現していきます。もちろん、自分の思い通りに完成しないこともたくさんあります。しかし、満足するまで何度も作り直したり、出来上がった作品から新たなアイディアを生み出したり、一回の工作過程の中で様々な感情を経験し、それが成長に繋がっていきます。

 

お子様が工作を始めたら、是非温かい目で見守ってあげてください。「ここはこうした方がいい」とか「セロテープの貼り方が…」などとマイナスな意見を言うと、お子様は委縮してしまい、工作が楽しいものではなくなってしまいます。完成した作品は思いきり褒めてあげましょう!

学童クラブアウラの子供たちも、段ボールやお菓子の空き箱、廃材などを使って、様々な作品を作っています!