【うるう年ってなーに?】

 

来週からもう2月になりますね。2月は一年で最も短い月であり、4年に一度、うるう年が来るという特殊な月です。今回はうるう年について調べてみました。

 

一年の長さは、地球が太陽の周りをまわる周期を元にしています。しかし、地球が太陽の周りを一周するのにかかる日数は約365.24219日となっており、ぴったり365日ではないのです。この約1/4日をそのままにしておくと、徐々に一年の季節がずれていきます。そこで設けられたのがうるう年です。【1/4日×4年分=1日分】なので、4年に一度、366日の年があるんですね。ちなみに、「うるう(閏)」には、「平年よりも日数や月数が多い」という意味があるそうです。

 

うるう年はグレゴリオ暦法(世界中で使われている暦)により、以下のとおり決められています。

①西暦年号が4で割り切れる年をうるう年とする

②例外として、西暦年号が100で割り切れて400で割り切れない年は平年とする

②が少しややこしいですが、たとえば2100年、2200年などは②に該当するため、平年となります。ただし、2000年、2400年は100でも400でも割り切れるため、うるう年となるのです。

 

ちなみに、上記の対応を行っても、数千年程度に1日のずれが生じてしまうそうです。その修正をどのように行うかはまだ決まっていないとのこと。どんな解決方法が生まれるのか興味がありますが、私たちがそれを知ることは出来ないのが残念です。また、うるう年の他に、秒のずれを修正する、うるう秒もあります。壮大な天体の動きを秒単位で考えるというのは不思議な感覚かもしれませんが、お子様と一緒に調べてみると面白いですよ!