10月に予定していた秋の遠足ですが、今年は近況事態宣言の発令中を避け11月に行ってまいりました。

行き先はなんと、小田原城です!

辻堂駅からガタゴトと電車に乗って30分、気持ちのいい秋晴れの中、小田原城址公園を満喫しました。

お堀の脇を通り、立派な城門をいくつもくぐり、みんなで本丸を目指していきます。

 

小田原城は『常盤木の門』『銅門』『馬出門』などいくつもの立派な門に守られており、まさに難攻不落といった造りになっています。これには上杉謙信も武田信玄も手を焼いたことでしょう。

「城攻めじゃ~!」と攻める側の気持ちで進む子から、「大きいなあ」と感心して見上げる子、足が速くなりたいとお城の階段で鍛える子……それぞれの楽しみ方で城内を歩きます。

途中にはお猿さんもいました。城址公園に動物園があった頃のなごりですね。冬毛でむくむくとして可愛らしいです。

そうして、ようやく見えた本丸! 大きいですね~! 駅から遠目に見たときは「意外と小さい?」と言っていた子も、間近で見るお城の大きさに驚いていました。

城内には様々な展示があります。日本中のお城との大きさ比べや、町のジオラマ、当時の刀や甲冑の展示には子どもたちも興奮していました。

上り切ると、天守閣の上は展望台になっており、小田原の町並みを見下ろせます。さすがは海辺の城下町、青い水平線がきれいに見えますね。

本丸から下り、おやつを食べたあとは公園内にある『サムライ館』『忍者館』へと行き、様々なアクティビティを体験しました。

忍者になりきって池を渡ったり、縁側や畳の上をそろりそろりと歩いたり……。隠された暗号を探す任務をこなします。

とくに大好評だったのが、画面に向かって腕を振り、敵を倒すバーチャル手裏剣投げゲーム!

これには思わず先生も夢中になってしまいました。自分の立った円と同じ色の手裏剣が画面上に飛び出して、次々と敵の忍者を倒していきます。

すっかり忍者気分になったところで、日が暮れてきたため回遊バスに乗って小田原駅へ。

駅周辺は『ミナカ小田原』という商業エリアとして、古都風の街並みになっていて素敵です。お土産をじっくりと選び、大満足で帰路へつきました。

今年の遠足はできるだけ開放的な場所へ、ということでお城となりましたが、次回も学びあり遊びありの楽しい場所を選べればと思います。

また一緒にいろいろなものを観に行きましょうね。